診察室(緑のエリマキトカゲのお部屋)
診察室は2つ、緑のお部屋と水色のお部屋がありますが、緑のお部屋を主に使って診察します。
【緑のお部屋】
【水色のお部屋】
緑のお部屋の扉には昭和の人気動物、エリマキトカゲが描かれています。
学名はクラミドザウルス ギンギーと言ってオーストラリアの北東部に生息しています。敵を威嚇したり、求愛、おしっこをする時などに直径30cmのエリを広げます。
エリを広げて走るその姿はとても可愛らしく、昭和を代表する人気動物と位置づけられています。
令和になった今、当院(というか、おの先生)は再び川西からエリマキトカゲブームを巻き起こそうと考え、メインの診察室の扉に描きました。
当時の写真やフィギャなども収集しており、ゆっくり院内に展示していこういと考えています。
診察室には机、ベット、荷物置き、看護師さんの作業台があります。
机には右側に電子カルテ、左側にレントゲンが映るモニターがあります。
電子カルテは診療の心臓部で全てのデータがここに記録されています。
昔は紙カルテと言って紙に英語やドイツ語、日本語などで記録したものですが、時代が進み、ほとんどのクリニックや病院では電子カルテを使用しています。
勿論、個人情報の塊ですのでセキュリティーはかなり強固なものとなっています。
左側のモニターはレントゲン室横にある機械と繋がっていて、レントゲン室で撮影した写真が映し出されます。
肺炎はないか、腸閉塞はないか、骨折はないか、などを確認します。レントゲンの見方もその都度、お教え致しますので、初めてご覧になってもご理解いただけると思います。
机の右の端には医学書、そして川西おの小児科・アレルギー科オリジナルの説明用紙をご用意しています。
時にこれらの用紙を使いながら分かりやすくご説明させて頂きます。主なオリジナル用紙は待合室にもありますのでご自由にお取りください。
また耳を見る耳鏡、喉を見るライト、各種綿棒検査も机の右端に配置されています。
最後に、ニコちゃんマークのチンチンベル(呼び鈴)が置かれていますが、その使用方法はヒ・ミ・ツです。
診察室を入って右側にベットがあります。
お腹が痛い、しんどい、横になりたい、そんなお子様は寝た状態で診察します。具合が悪い際はお使いください。
またお腹の診察をする場合は横になってもらう場合もあります。医師か看護師がお伝えしますので、その際はベットに横になってくださいね。
院内検査(当院でその日に出来る検査)
インフルエンザ、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、マイコプラズマは綿棒検査 で検査が出来ます。
待ち時間は長くても10分です。だいたい5分で判定します。
便のロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスも簡単な検査 で判定できます。
待ち時間は他の検査同様5~10分程度です。
血液検査装置査 では「ばい菌がいるかいないか、その程度が軽いか軽くないか、貧血は大丈夫か、血小板は大丈夫か」といった基本的な内容を判定します。
詳細な血液検査は検査会社に委託しますので、結果が出るまで1週間程度かかりますが、当院ではそれらの検査も積極的に行っています。
超音波装置 では心臓の中、お腹の中を観察することができます。
心臓病、盲腸、腸重積、尿路感染、腸炎、便秘など多くの病気を発見することが出来ます。
心電図検査 では心臓の電気の流れを見ます。
波形がおかしくないか、脈飛びがないか、など目に見えない心臓の電気の異常を発見することが出来ます。
レントゲン検査 では主に胸とお腹の撮影を行います。
肺炎はないか、腸閉塞はないか、などを調べることが出来ます。
簡易式ODテスト も行っています。
これは起立性調節障害を疑った場合に行う検査です。
詳細は医師、看護師にお問い合わせください。
簡単な 視力検査、身長体重測定 はもちろん可能です。